県議会では9月定例会が始まり、初日に森田県知事より議案説明がありました。今議会で提案された案件は、平成28年度予算案、各種条例案及びその他付帯決議案の17議案の他、報告並びに平成27年度の決算認定です。一般会計補正予算では「くらし満足度日本一」の千葉を目指し、大きく四つのテーマの課題に対応した事業が計上されています。
主なものとしては、
一つ目は「子ども・子育て世代への支援」について、保育士資格取得を目指す学生を支援する就学資金創設や放課後児童クラブの施設整備予算の増額等。
二つ目は「福祉・医療の充実」について、高齢者施設の整備費や開設準備経費の助成増額や、県議会中継に手話通訳の導入等。
三つ目は「くらしの安全・安心の確立」について、熊本地震に県から派遣した職員や災害派遣精神医療チーム(DPAT)に要した費用や、県立学校の体育館における天井や照明などの非構造部材の落下防止対策等。
四つ目は「産業の振興と経済活性化」について、本県で15年ぶりとなるいちごの新品種「チーバベリー」のデビューに伴い、観光いちご園等への観光客誘致につなげるPR事業や、近年の高水温でのノリの不作に対応するために本県で開発した高水温耐性品種「ちばの輝き」を増産するための設備整備等。
上記の議案について審議をして行きます。
9月定例会は9月21日から10月18日までの会期となります。