療養介護・医療型障害児入所施設をご存じでしょうか。
この施設は重症心身障害児者の方の入所施設です。医療的なケアが必要な重度の障害児者に対する施設などの基盤整備はしっかり進めてゆく必要がありますが、県内の療養介護・医療型障害児入所施設は現在6カ所で待機者の解消には至っておりません。在宅支援自体も脆弱な中、家族の施設整備へのニーズは大きなものが有ります。
施設については、長期入所の方のご家族が日々お見舞いに行く事を考えますと居住地域から近い方が利用に適しています。緊急的なショートステイを利用する場合は尚の事であります。そうした観点から県内にバランスよく施設を増やすことが望まれます。
そこで新たな設置場所について、市川、船橋、習志野、八千代、浦安の5市で約161万人と県総人口の26%が住む人口の多い東葛南部への施設設置の必要性を訴えました。
県としては待機者がいる事、また施設設置地域に偏りがある事に配慮しながら、その必要性について検討するとの答弁でしたので、東葛南部地域への施設設置に積極的に取り組むよう要望しました。