千葉県議会議員 仲村 ひであき(仲村 秀明)

千葉県議会議員 仲村 ひであき(仲村 秀明)

これまで導入を強く要望してきたトイレカーの配備が、ついに千葉県で実現しました。
このたび公明党千葉県議会議員団で、配備先である千葉県消防学校を訪れ、導入されたトイレカーを視察するとともに、避難所で使用するパーテーションや簡易ベッドについても確認してまいりました。

【これまでの経緯】

能登半島地震では、避難生活の長期化に伴い、トイレ環境プライバシー確保の難しさなど、避難所生活の質に関わる課題が改めて浮き彫りとなりました。

公明党千葉県本部では、能登半島が千葉県と同じ「半島」であることに着目し、同様の課題は千葉県でも起こり得るとの認識のもと、県本部所属の全議員で県内市町村の実態調査を実施しました。
その結果を取りまとめ、令和6年6月には「災害対策実態調査2024」報告として千葉県庁で記者会見を行いましたが、調査を通じて、千葉県においても能登半島地震と共通する課題が存在することが明らかになりました。公明党千葉県本部災害対策実態調査 記者会見

こうした現実を踏まえ、千葉県でもトイレカーを配備すべきであると考え、私たち公明党千葉県議団は、先進的に導入を進めていた滋賀県を視察し、導入の経緯や運用方法について学びました。
その上で、令和6年9月定例会の代表質問において、千葉県としてトイレカーを所有すべきと訴えてまいりました。令和6年9月千葉県議会代表質問でトイレカー導入を訴える

その結果、令和7年度予算において、県のトイレカー配備が実現しました。実際に配備が実現したことは、災害対応力の向上に向けた大きな前進です。導入されたのは、個室2室タイプとバリアフリータイプの2種類で、それぞれ3台ずつ、合計6台です。

軽自動車をベースとしているため、小回りが利き、牽引免許が不要で、災害時にも機動的な運用が可能です。さらに、バッテリーを装備していることから、水洗式かつウォシュレット付きとなっており、衛生面にも十分配慮されています。災害時には必要な場所へ迅速に移動できるだけでなく、タンクが満杯になった際には移動して排出できる点も大きな特長です。

これら6台は、東葛飾地域振興事務所、印旛地域振興事務所、消防学校などに配備され、市町村と連携しながら災害時に活用される予定です。平時には、防災訓練や各種イベントなどでも活用していくこととされています。トイレカー

また今回の視察では、避難所でのプライバシーを守るためのパーテーションや簡易ベッドについても確認しました。これまで避難所では、いわゆる雑魚寝が主流でしたが、国際的にはスフィア基準において、避難所でのプライバシー確保や生活環境への配慮が重視されています。こうした観点から、議会でパーテーション整備の必要性も訴え、その配備実現につなげてきました。

パーテーションと簡易ベッド

 

さらに、今年2月の代表質問でも、避難所の質の向上について改めて取り上げました。災害時に命を守ることはもちろん、その後の避難生活において健康や尊厳を守る環境を整えることも、極めて重要です。

災害は、いつ発生するかわかりません。だからこそ、備えは平時から着実に進めておく必要があります。今後も、防災対策を不断に進化させながら、県民の命と暮らしを守る政策の実現に全力で取り組んでまいります。

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