こんばんは。本日は私の所属する農林水産常任委員会が開催され、私からは主要作物種子法が来年4月に廃止となることに伴う影響について質問しました。特にこれまで県が取り組んできたブランド米開発にかかわる、オリジナル品種の開発はどうなるのか確認したところ、変わらず開発は行うとの事でした。今後も県内の生産者の声を聞き、法廃止後も生産者に悪影響が無いように取り組むよう要望しました。
午前中の審議終了後は、委員会での県内調査へ。
1ヶ所目は佐倉市にある千葉県中央家畜保健所の病性鑑定施設に於いて、鳥インフルエンザ等の急性悪性家畜伝染病に関する対応や、家畜防疫に関する取り組みについて調査しました。家畜の伝染病が発生した場合に、その原因を明らかにするための作業についてレクチャーを受けました。
2ヵ所目は八街市にある千葉県家畜総合研究センターに於いて、畜産に関する試験研究の取り組みについて調査しました。ここでは防疫資材の備蓄や伝染病で死亡した家畜の埋却試験についての説明を受けました。また、その他に乳牛管理についてもご説明頂きました。
両施設とも県内畜産業に対して大きく貢献していることが理解できました。しかしこれだけ重要な業務を担っているにもかかわらず、その施設は共に非常に老朽化が進んでおりました。こうした施設の更新は今後の課題ですね。