午後は北海道電力森地熱発電所を視察しました。この発電所は昭和57年から運転を開始しており、2万5000キロワットの発電をしています。
地熱発電は、地下から地熱エネルギーで作られた高温の蒸気と熱水を取り出して、蒸気と熱水に分離した蒸気エネルギーでタービンを回して発電するものです。
同発電所は世界的にも類を見ない、濁川盆地というカルデラ盆地に設置されており、また国定公園外に設置された民家に隣接する大変珍しい発電所です。ここでは熱水を近所の農家のビニールハウスの暖房に活用しており、発電だけでなく地域の農業にも貢献していました。
非常にクリーンで安全な地熱発電ですが、大きな発電をする為の熱水だまりが国内でも多くない事や、熱水に含まれる炭酸カルシウムによる蒸気管の目詰まりの修繕工事費がかかる等、いくつか課題もあるとの事でした。
午前中は北海道電力伊達発電所を視察しました。もともと総出力70万キロワット(北海道全体の需要の4分の1程度)の火力発電所である敷地内に、テニスコート約100面分の面積にメガソーラーを設置しています。ここでは約1000キロワットを発電し、近隣地域に送電しているとの事でした。平成23年に設置されたソーラー発電施設は、まだ製品や設備も出始めの頃のものなので、今はもう少し小型化、高効率化したものもあるとの事です。ソーラー発電は安定性が課題で、今後蓄電技術の更なる進歩が期待されます。
昨日は札幌エネルギー供給公社などを視察しました。ここは第3セクターとして札幌駅北口地区において、地域冷暖房の熱源を供給しています。特徴的なのは、天然ガスや電気を活用した熱供給以外に、寒い北海道ならではの外気冷気や冬期間に積もった雪を自然エネルギーとして利用した環境に優しい熱供給も行なっている事です。現場ではボイラーなどの設備を見せて頂きました。
本日は北電の伊達発電所及び森林発電所を視察します。かなりの移動距離ですが、しっかりと学んで参ります。
本日は、船橋市私立幼稚園教育振興大会に来賓としてお招き頂きました。日頃から船橋の幼児教育にご尽力されている皆様に、心より敬意を表します。今後幼児教育の無償化のが進められる事になりますが、引き続き未来の宝である子供達が伸び伸びと育てる環境整備に力を尽くして行きたいと思います。
講演では平成の三四郎こと、オリンピック金メダリストの古賀稔彦氏より、子育てから生き方全般にわたるヒントとなるお話を伺いました。
今月はピンクリボン(乳がん撲滅)キャンペーン月間です。
本日船橋駅南口において、公明党千葉県本部女性局主催でピンクリボン街頭演説会を行い、ガン検診の受診率向上、早期発見、早期治療を訴えました。
公明党は国民の命と健康を守るとの観点から、これまで一貫してがん対策をリードしてきました。今や2人に1人が罹患する国民病とも言えるガンへの対策は、重要な政策課題となっています。
これからもガン対策の推進に全力で取り組んで参ります!